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はじめに
- ブラウザとサーバの役割を知る
- URL の構成要素を読み取る
- HTTP の要求と応答の流れを理解する
この単元では、TODO Web アプリケーションの画面が表示される基本的な仕組みを学びます。ブラウザに URL を入力した後、どこへ要求が送られ、何が返されるのかを説明できることが目標です。
ブラウザとサーバの役割
| 役割 | すること |
|---|---|
| ブラウザ | 画面を求めて要求を送る |
| サーバ | 要求を受けて応答を返す |
- ブラウザはクライアントとも呼ばれる
ブラウザは、利用者に代わってサーバへ要求を送るクライアントです。サーバは要求に応じて処理し、画面表示に必要な内容を応答として返します。この役割分担をクライアント・サーバモデルと呼びます。
URL の構成要素
http://localhost:8080/todos?status=done
| 部分 | 意味 |
|---|---|
http |
通信方法を示すスキーム |
localhost |
接続先を示すホスト |
8080 |
接続口を示すポート |
/todos |
場所を示すパス |
status=done |
条件を示すクエリ文字列 |
URL は、接続先と求める場所を表す文字列です。localhost
は自分と同じコンピュータを指します。8080
はサーバの接続口です。パスは求める場所を表し、疑問符より後ろのクエリ文字列は追加の条件を表します。
パスで場所を区別する
| URL | 求める画面 |
|---|---|
http://localhost:8080/todos |
TODO 一覧 |
http://localhost:8080/todos/1 |
ID が 1 の TODO |
- 同じサーバでもパスによって要求先が変わる
スキーム、ホスト、ポートが同じでも、パスが違えば求める画面も変わります。/todos
は TODO の一覧を表し、/todos/1 は ID が 1 の
TODO を表します。パス中の ID をサーバ側で受け取る方法は、第 16
単元で扱います。
HTTP の 1 往復

ブラウザとサーバは、HTTP という共通の決まりに従って通信します。ブラウザが 1 回の要求を送ると、サーバは 1 回の応答を返します。この要求と応答の組み合わせが、HTTP 通信の基本的な 1 往復です。
入力から画面表示まで
- ブラウザに URL を入力する
- ブラウザがサーバへ HTTP 要求を送る
- サーバが処理して HTTP 応答を返す
- ブラウザが応答から画面を表示する
http://localhost:8080/todos を入力すると、ブラウザは URL
から接続先とパスを読み取り、HTTP
要求を送ります。サーバは要求を処理して応答を返し、ブラウザは受け取った内容を使って
TODO 一覧を表示します。要求と応答の詳しい中身は、第 2
単元で扱います。サーバ側で要求を受け取る仕組みは、第 5
単元で扱います。
まとめ
- ブラウザは要求を送り、サーバは応答を返す
- URL は接続先や求める場所を表す
- パスによって求める画面を区別する
- HTTP 通信は要求と応答の往復である
ブラウザはクライアントとして要求を送り、サーバは応答を返します。URL のスキーム、ホスト、ポート、パスを見れば、通信方法、接続先、接続口、求める場所を読み取れます。この一連のやりとりは HTTP の決まりに従っています。