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はじめに
- Git と GitHub は名前が似ているが別物
- 基本の流れ「編集→記録→共有」を知る
- 講座全体の地図を持って学習を始める
この単元では、Git と GitHub がそれぞれ何であり、どう違うのかを整理します。また、Git を使った作業の基本的な流れである「編集して、記録して、共有する」という一連の流れを紹介します。最後に、これから学ぶ全 9 モジュールの内容が、この流れのどこに位置するのかを示す地図を確認し、学習の見通しを持てるようにします。
Git と GitHub の違い
- Git:バージョン管理を行うソフトウェア
- GitHub:リポジトリを預かるウェブサービス
- 共同作業を支える機能も提供する
- 名前は似ているが役割は異なる
Git はファイルの変更履歴を記録するバージョン管理のソフトウェアそのものです。一方、GitHub はそのリポジトリを預かり、複数人での共同作業を支える機能を提供するウェブサービスです。名前が似ているためしばしば混同されますが、両者は役割が異なるまったく別のものです。
Git と GitHub の比較表
| 項目 | Git | GitHub |
|---|---|---|
| 種類 | ソフトウェア | ウェブサービス |
| 動作する場所 | 自分のパソコン | インターネット上のサーバ |
| 主な役割 | 変更履歴の記録 | 共同作業の支援 |
| 単体で使えるか | 使える | Git の仕組みが前提 |
この表は、Git と GitHub の違いを 4 つの観点で比較したものです。Git は自分のパソコンで動作するソフトウェアであり、変更履歴を記録します。GitHub はインターネット上のサーバで動作するウェブサービスであり、複数人での共同作業を支援します。GitHub を使うには Git の仕組みが前提になりますが、Git 自体は GitHub がなくても単体で使うことができます。
Git は GitHub なしでも使える
- Git はパソコン単体でも完全に機能する
- リポジトリ作成やコミット記録はローカルで完結
- GitHub は複数人で共有したいときに使う道具
- 個人の学習だけなら GitHub は不要
Git は GitHub のようなオンラインサービスがなくても、パソコン一台の中だけで完全に機能します。リポジトリの作成やコミットの記録といった操作は、すべて自分のパソコンの中だけで完結します。GitHub は、その記録した内容を複数人で共有したいときに使う道具です。個人で学習したり検証したりするだけであれば、GitHub がなくても Git だけで十分に作業できます。
編集→記録→共有の流れ
- 編集:ファイルを変更する
- 記録:変更をコミットとして履歴に残す
- 共有:変更を GitHub などに送る
Git を使った基本の作業は、大きく 3 つの段階に分けられます。まず「編集」で、ファイルの内容を変更します。次に「記録」で、その変更をコミットとして履歴に残します。最後に「共有」で、変更した内容を GitHub などに送り、他の人と変更を共有します。この繰り返しが、これから学ぶすべての操作の基本形になります。
編集→記録→共有を図で見る

この図は、Git を使う際の基本的な流れを表しています。まず「編集」でファイルの内容を変更し、次に「記録」でその変更をコミットとして残します。最後に「共有」で、その変更を GitHub などに送ります。この 3 つの工程を繰り返すことが、Git を使った作業の基本形です。
講座全体の地図

この地図は、これから学ぶ全 9 モジュールが、先ほどの「編集 → 記録 → 共有」という流れのどこに対応するかを示したものです。モジュール 1 と 2 では、Git の全体像と環境準備を学びます。モジュール 3 から 5 では、ローカルでの編集と記録を中心に、履歴やブランチの扱いを学びます。モジュール 6 と 7 では、リモートリポジトリを使った共有とチーム開発を学びます。最後のモジュール 8 と 9 では、落とし穴への対処や周辺知識を扱い、講座全体を仕上げます。
まとめ
- Git はソフトウェア、GitHub はウェブサービス
- Git は単体でも完全に機能する
- 基本の流れは「編集→記録→共有」
- この流れが講座全体の地図の軸になる
この単元では、Git と GitHub が別物であることを確認しました。Git はバージョン管理を行うソフトウェアそのものであり、GitHub はそれを預かり共同作業を支えるウェブサービスです。Git は GitHub がなくても単体で完全に機能し、基本の作業は「編集して、記録して、共有する」という流れで進みます。この流れは、これから学ぶ講座全体の地図の軸にもなっています。